まともな人間になりたい

ここにはなにもない

東山魁夷の青・奥田元宋の赤 ―色で読み解く日本画―に行った

東山魁夷」というだけで、「ヨッシャ良い展示会決定やで!」となる人間のため行った。

実際めちゃめちゃ良かった・・・・

いや、当然東山魁夷は良いんだけど、色をテーマにしたところがまたいい…

当時の流行や色使いがわかる。

奥田元宋、素晴らしい。刺すような赤と遠近感。目の前に紅葉のゆらぎと川の音が聞こえてくるようだった。

竹内栖鳳の動物たちがかわいくて好き。

黄色のなかに匠に墨を混ぜて動物の動きを出す技。良い。

印象的だったのは小林古径の和と洋の融合とその思想。

絵からも和と洋が溶け合っていたし、垣根がなくなることを望む柔らかさが素敵だった。

山口蓬春の卓上がとてもよかった。西洋の要素を積極的に取り入れた色や構図が新鮮だった。

あ~~

最後の横山大観の寿もよかったし

千住博の滝もよかった。

水墨画とは墨で色を表現することというパネルもよかった。

山種美術館初めて行ったし、ちゃんとした日本画の展覧会も初めて行った。

いや~

みんな勉強熱心で、その思いを作品にぶつけていて熱量がすばらしかったな。

年齢を感じさせないのに人柄がバシバシに伝わってくるのが良い。

何も知らない から 何となく好きな画家がいる

にパワーアップできたのも良かった。

 

今年最後の展覧会はゴッホ展(2回目)にしようと思っている。

そのあとマイ1位を決めようかな!